マネートレーダー 銀行崩壊(ぎんこうほうかい、英: Rogue Trader)は、1998年にイギリスで制作された実録映画、またはその原作となった本である。1995年に投資銀行ベアリングス銀行が破綻した事件を題材にしている。
破綻の原因を作ったベアリングス銀行のトレーダー、ニック・リーソンの手記 (The Rogue Trader:How did I Down Barings Bank and Shook Financial World) が1996年にイギリスで出版され、1999年にはイギリスで映画が公開された。
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日本語訳は1997年に新潮社から『私がベアリングズ銀行をつぶした』(戸田裕之訳)として出版された。映画は2000年に日本公開され、同年に出版された日本語訳の文庫版は、邦題が映画と同じ『マネートレーダー銀行崩壊』へと改題された。
Rogue Trader (1999) / マネー・トレーダー 銀行崩壊のあらすじ
ニック・リーソン(ユアン・マクレガー)は学歴も無く、労働者階級の出身ながら、持ち前の話術で名門ベアリングズ銀行に入社する。美しい女性(アンナ・フリエル)と結婚し、派遣されたシンガポールで先物取引部門の責任者となるなどニックの人生は快調。しかし、新人の部下があるミスをしたのを引き金に、ニックは追いつめられていくのだった…。
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