『プーと大人になった僕』(プーとおとなになったぼく、原題:Christopher Robin)は2018年にアメリカ合衆国で公開される予定のファンタジー映画である。監督はマーク・フォースター、主演はユアン・マクレガーが務めた。本作はA・A・ミルンが1926年に発表した児童小説『クマのプーさん』とウォルト・ディズニー・カンパニーの『くまのプーさん』を原作としている。
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Christopher Robin (2018) / プーと大人になった僕のあらすじ
イギリスの田舎に住む少年クリストファー・ロビン(オートン・オブライエン)は100エーカーの森でプーたちと楽しい日々を過ごしていたが、ロンドンの私立寄宿学校に転校することになった。別れ際、クリストファーはプーたちに「君たちのことは絶対に忘れない」と言った。しかし、親元を離れた学校での厳しい躾や教育、第1次世界大戦の勃発及び出兵などを経て、いつの間にかクリストファーは少年の心と想像力を失ってしまい、そのまま仕事重視の大人になっていった。
それから十数年が経過し、クリストファー(ユアン・マクレガー)は中年にさしかかろうとしていた。クリストファーは建築家のイヴリン(ヘイリー・アトウェル)と結婚しており、娘のマデリーン(ブロンテ・カーマイケル)を自分の母校に入学させようとしていた。クリストファーは旅行カバンを製造する会社で営業の仕事を行っていたが、会社は業績不振に喘いでおり、ついには従業員の2割を削減せざるを得ない状態に陥った。そして、クリストファーはリストラの担当者に任命された。週末に家族旅行の予定があったが、この仕事のためにキャンセルすることになった。
その頃、100エーカーの森ではプーが好物の蜂蜜探しに没頭していた。しかし、いくら探しても、蜂の巣を見つけることができなかった。プーは「親友のクリストファーならその原因が分かるに違いない」と考え、魔法の扉をくぐってロンドンへ向かった。ところが、ロンドンは森暮らしのプーにとっては極めて過酷な場所であり、移動するだけで疲労困憊になってしまった。そこで、プーは公園のベンチで休むことにした。
時を同じくして、クリストファーはリストラを回避する策を考えていたが、妙案は何一つとして出てこなかった。そんなクリストファーが公園のベンチに腰を下ろしたところ、どこかから自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。ふと後ろを振り返ると、そこにはプーの姿があった。魔法の扉が消えてしまったため、プーはロンドンから帰れなくなり、渋々クリストファーが森まで送り届けることになった。
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